10月13日、KickstarterでLEDABLEのキャンペーンが始まった。デスクに置くレトロ調のスマートディスプレイで、64×32のフルカラーLEDマトリクスを画面に描き出し、天気、株価、スポーツのスコア、カレンダー、GitHubのアクティビティなど50以上のアプリを表示する。大きさは156×87×18mm、重さは210g。目標1万ドルのキャンペーンで、公開スナップショット時点では890人のバッカーから83,739ドル(達成率837%)が集まっていた。キャンペーンは継続中で、額はいまも伸びている。

スマホの無限スクロールを断つという前提
LEDABLEが解こうとしているのは情報の種類ではなく、確認する手上的癖にある。見たいものが1つというだけから、メッセージ、見出し、通知へ気づかないうちに5分のスクロールに変わってしまう現象を、「画面を見る時間を減らす」として示している。天気や時計を確認するたびにスマホの画面を点灯しなくていい。初期設定はモバイルアプリからWi-FiかBluetoothで一度行うだけで、あとは作業やゲームの傍に置いておくだけだ。輝度は自動調整され、電源のオンとオフもスケジュールできる。待ち合わせや次の予定を目線の先に置けるのが狙いだ。
差が出るのはアプリ開発の環境
レトロ調のデスク表示器はすでに存在し、LEDABLEの差別化はパネルではなくアプリ開発環境にある。50以上の既製アプリが揃うこと。日常の情報から開発者の活動まで、最初から並ぶ。開発ツールチェーンが公開されていること。JavaScript、TypeScript、Pythonで自作アプリを作れ、コミュニティApp Storeに提出して公開掲載もできる。ドキュメントはledable.devだ。あとPCコンペニオンモードで、CPU、GPU、メモリ、温度を専用の画面に出せる。ピクセルアートモードと合わせ、表示装置を「計器」と「飾り」の両方に開いている。
日本でどう手に入るか
入手はKickstarter経由のみで、公式サイトは「Now live on Kickstarter」のリンクだけである。世界発送に対応し、送料の目安は米国が10〜15ドル、他地域が20〜40ドルだ。対象地域と最終送料、関税はローンチ後に確定するとしており、日本向けの一般販売ルートは確認できていない。Kickstarter限定のローンチ価格は89ドルからで、想定小売は149ドルとされている。開発者向けドキュメントはledable.dev、公式の告知はInstagramアカウントledableofficialが中心だ。対象地域と発送時期は開始後に確定するため、予算を決めて待つのが現実的だ。
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まとめ
パネルの見映えではなく、開かれた開発環境に価値がある。50以上の既製アプリだけで成立する日は長くない。自分で組んだアプリが一つ増えたとき、この表示器の価値は跳ね上がる。日本からの購入はまだKickstarter一択だが、米国価格から大きく外れた水準ではなく、购买的見地からは悪くない。


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