設計メディア Yanko Design が10月16日に公開した「The 5 Best Outdoor Gear of October 2026」で1位に選ばれたのが RetroWave 7-in-1 Radio です。ラジオ、Bluetoothスピーカー、懐中電灯、モバイルバッテリー、アラーム、時計、MP3プレーヤーの7役を1台にまとめ、公式ショップの表示価格は89米ドル。自社ライン「YD Select」の既存製品で、リスト1位がニュースです。
7機能より、意匠と脱接続という設計
同メディアが軸に据えたのは、機能の数ではなく筐体の意匠と、電池と電波 只要があれば単体で動く性質。ラジオは FM 76〜108MHz と AM、短波 7〜16MHz に対応し、Bluetooth や USB、microSD 再生にも対応します。Wi-Fi が切れた瞬間に黙るスマートスピーカーとの対比は明快。
It doesn’t just revive the visual language of a classic Japanese radio.
懐かしの日本製ラジオが持つデザイン語彙を再生したものにすぎません。
意匠の軸は日本のラジオ史です。Yanko Design は「classic Japanese radio」と表現し、国内では昭和レトロとして販売されています。非常用品ではなく、日常の置き物としてラジオが戻ってきたのが骨子です。
一方で「7機能という見出しには確認が要る」と明記されています。充電は USB が本流で、手回し充電は非常時用、ソーラー充電は補助にすぎません。2,000mAh でラジオ約20時間、LED約6時間、Bluetooth約5時間を賄い、スマホ給電まで担うため、スマホ充電器の代替にはならない。
日本でどう手に入るか
海外版は個人輸入です。公式ショップのほか Amazon.com や Walmart では「Retrowave 7-in-1 Radio」の名義で扱われています。送料と関税は別途。
同じ筐体の製品が国内にもあります。楽天市場の RELAX「マルチレトロラジオ RE096」は、幅12.8、高さ9.8、奥行5.7cm、2,000mAh、8W スピーカーと周波数の帯域まで RetroWave と一致。公式写真にはダイヤル部の「RELAX」ロゴも残っており、同一製品が別ブランド名で売られているのが実情。
防災用品として選ぶなら価格と機能が先に来ます。RetroWave の価値は昭和レトロな意匠と、リスト1位という評価の2点だけで、国内の RELAX RE096 のほうが現実的です。
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まとめ
RetroWave 7-in-1 Radio は新機能ではなく、レトロな意匠と脱接続という考え方を1台に載せた製品です。リスト1位になったことは、選ぶ基準が「新しい」だけでなく「日常の置き物として長く使えるか」へ向かったことを示します。


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