Appleは10月28日に新製品発表イベント「Pro and Tell」を開催することを明らかにしました。会期直前で公開された MacRumors の告知記事 によれば、この日に Mac 史上初めてとなる OLED ディスプレイとタッチ画面を備えた MacBook Pro が登場する見通しです。Mac ラインの二つの「初めて」が同日発表に並ぶ、異例のタイミングでの刷新となります。
招待状には「Can’t wait to pro and tell next week」とのティザー文言が添えられ、Apple マーケティング担当上級副社長 Greg Joswiak 氏が事前の SNS 投稿で予告していました。同日には新しい iMac や iPad mini (第 8 世代) も加わる見通しで、Pro シリーズを中心に据えた秋の大型発表会の構図です。
Mac のタッチ非採用、16 年の哲学が揺らぐ
Mac がタッチ画面を避けてきた理由は、Steve Jobs が 2010 年の発表会で iPad と Mac の役割を「指で触るか、マウスで精密に動かすか」と切り分けて説明してから続く設計思想です。macOS も長らくトラックパッド前提のジェスチャー設計に最適化されており、タッチイベントを前提にした UI は意図的に省かれてきました。
そこに風穴を開けたのが iPhone / iPad で確立された OLED パネル供給網と、macOS 27 が新たに搭載するマルチタッチ対応ジェスチャー拡張です。報道によれば Pro モデルにはノッチではなく Dynamic Island が採用され、ヒンジも強化されて「画面をタップしても筐体が揺れない」設計に進化したとのこと。本体の軽量化も同時に進みます。Pro としての携帯性と据え置き性能の両立が改めて問われる発表になりそうです。
日本でどう手に入るか
Apple Store 直営店、Apple Online Store、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの正規販社が発表翌日の 10 月 29 日から取り扱い開始すると見られます。Touch 対応本体の出荷に合わせて macOS 27 も同日以降に配布される見通しで、既存 Mac ユーザー向けジェスチャー解放スケジュールも発表されるはずです。macOS 27 が Touch 前提の UI を入れることで、Logitech や Kensington など外部ポインティング機器メーカーもドライバ更新を迫られ、国内アクセサリ市場にも波及します。
まとめ
Mac のタッチ非採用は Apple の長年の哲学でした。そこに OLED とマルチタッチが同時に載る今回の刷新は、ハード単体のモデルチェンジではなく、macOS 27 を含むプラットフォーム全体のアップデートと捉えるべきニュースです。10 月 28 日の「Pro and Tell」で Apple がどこまで設計思想の転換を語るか、注目されます。


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